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12月3日~9日は障がい者週間です
毎年、12月3日から9日は「障がい者週間」です。
障がいのある人もない人も地域の中で支えあい、共に生きる社会をつくるには、障がいと障がいのある方への理解が大切です。
誰もが暮らしやすい社会をつくるために、気づかいと思いやりを社会全体に広げましょう。
今年度は障がい者週間にあわせて、12月8日(日曜日)に講演会『心のバリアフリーが育む共生社会~教育現場の取組から~』を開催します。
ぜひご来場ください。
障がい者を理解して適切な配慮をしましょう
障がいにはさまざまな種類があり、個人によっても違いがあります。
主な障がいの特性と、障がいに応じた配慮の一例を紹介します。
視覚障がい
全く見えない、見える範囲が狭いなど、人によって見え方がさまざまです。
配慮の例
点字ブロックの上や周辺に障害物を置いたり、立ち止まったりしない。
聴覚障がい
全く聞こえない、雑音が混ざるなど、人によって聞こえ方がさまざまです。外見からはわかりにくい障がいです。
配慮の例
筆談・手話・口話など、会話をする時の方法を確認する。長文や複雑な表現は控え、短文で簡潔に情報を伝える。
肢体不自由
手や腕(上肢)、足や脚(下肢)、体幹に障がいがあり、身体を思うように動かせないことです。
配慮の例
車椅子を使用している方が困っていたら、移動や手動式のドアの開閉を手伝う。入口の階段の解消のためのスロープを設置する。
内部障がい
臓器や免疫機能に障がいがあり、活動による負担が大きかったり、外部環境の影響を受けやすかったりします。外見からはわかりにくい障がいです。
配慮の例
携帯電話やタバコなど、公共の場でのルールを守る。
知的障がい
発達期に知的機能に障がいが現れ、ルールを守るなど、社会生活への適応が困難なことがあります。
配慮の例
ゆっくりていねいに話し、絵や写真などを使い分かりやすく説明する。
精神障がい
統合失調症やうつ病などのさまざまな精神疾患により、コミュニケーション能力や感情コントロール能力が低下し、日常生活や社会生活のしづらさを抱えていることがあります。
配慮の例
不安を感じさせないよう、笑顔で穏やかに対応する。