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ガスの上手な使い方
ガスの種類
マイコンメーターが赤く点滅しガスが止まったときは
ガス臭いと感じたときは
ガス器具使用上のご注意
ガスの工事をするときは
都市ガスを快適にお使いいただく方法についてご案内します。
小千谷市のガスの種類
小千谷市の都市ガスの種類は13A、43.9535メガジュール(10,500キロカロリー)です。ガス器具は13A専用又は12A・13A共通器具をお使いください。
ガス器具には、使用すべきガスの種類を示したラベルが貼られています。
新しくガス器具をお買い求めになるときや今までご使用されていなかったものをお使いになるときなどは、「都市ガス用」ならびに「13A」の表示があるか必ずご確認ください。
マイコンメータの赤いランプが点滅して、ガスが止まったときは
ガス漏れの疑いもありますので、ガス臭くないか十分確認してください。ガス臭くないときは、復帰の手順にしたがって操作してください。
マイコンメータ復帰の手順
1. ガスが止まった原因を取り除き、お部屋のガス栓を全てしめてください。(ただし、メーターのガス栓は閉めないでください)
2. マイコンメータの復帰ボタンの黒いキャップを手で外します。(反時計回りに回します)
3. 復帰ボタンを奥まで押し、赤いランプが明るく点灯しますので確認後すぐ手を離します。
4. 赤いランプが再び点滅しますので、約3分お待ちください。 (メーターがガス漏れの有無を検査中です。赤いランプの点滅が消えたら元どおりガスが使えます。)
こんな時にガスを遮断します
マイコンメータは、こんな時にガスを遮断します。詳しくは、マイコンメータの説明書をご覧ください。
・地震
・機器の消し忘れ
・多量のガス漏れ
・機器の長時間使用
※正常に復帰しない場合や、ご不明な点がある場合はガス水道局へご連絡ください。
※ガス臭いときは、下記「ガス臭いと感じたときは」の内容にしたがって、至急ガス水道局にご連絡ください。
ガス臭いと感じたときは
ガスの臭いがするときは、ガス漏れが発生している可能性があります。危険防止の為、以下の行動をお願いします。
(1)火気厳禁
絶対に火気を近づけないでください。タバコもすぐに消してください。
(2)着火源に触れない
引火する恐れがあるので、換気扇や電灯等のスイッチには絶対に手を触れないでください。
(3)窓を開ける
窓を大きく開けて、部屋の空気を入れ替えてください。
(4)ガス栓の閉止
ガス栓、メーターガス栓を閉めます。
(5)ガス水道局へ連絡
小千谷市ガス水道局へ連絡してください。連絡していただく項目は次のとおりです。
・お名前
・ご住所(ガスの臭いを感じている場所)
・お電話番号
・状況(いつから臭うか、どの程度臭うか、など)
(6)その他
当市の都市ガスは天然ガスです。一酸化炭素(Co)は含みません。
ガス器具使用上のご注意
ガス器具を安全にご使用いただくために、下記の点にご注意ください。
小型湯沸器(瞬間湯沸器)
ガス小型湯沸器は燃焼するときにたくさんの空気が必要です。新鮮な空気が不足すると、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒(CO中毒)の危険性があり、最悪の場合死亡事故となる恐れもあります。
・使用の際は、必ず換気扇やレンジフードファンを回すか、窓を開けて換気を行ってください。
・半密閉式の風呂釜(※注)でお風呂を沸かしているときやシャワーを使っているときに、台所の換気扇などを使用すると、風呂釜の排気が浴室内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こす場合がありますので、同時使用はしないでください。
・小型湯沸器から浴槽・洗濯機への給湯、シャワーなどの長時間使用はしないでください。
・使用時に、「火がつかない」たびたび「火が消える」場合は点検が必要です。ただちに使用を中止して、お買い求めになった販売店にご連絡ください。
※注:半密閉式風呂釜とは、燃焼用空気を屋内から取り、燃焼排気ガスを排気筒を用いて屋外へ排出する風呂釜です。
金網式ガスストーブ
古いストーブ(金網式ストーブ)を長時間使用すると、不完全燃焼により一酸化炭素中毒(CO中毒)を起こす危険性があります。重大事故に至らないため、点検または不完全燃焼防止装置付の新しいものに取替をお願いします。
・ガスストーブを使用するときは、30分に1回、1分程度の窓を開け換気をしてください。
・金網式ストーブは安全装置が付いていません。使用中おかしいと思ったら使用をやめてください。
・外見は比較的新しくても、さびや汚れで不完全燃焼を起こしやすくなっています。10年を目途に取替をお勧めします。
・最近のガスストーブは、立消え安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時ガス遮断装置等の付いた安全機器となっております。
排気筒(煙突)式風呂釜・湯沸器の給排気設備
給排気設備とは、ガスの燃焼に必要な空気を補給し、排気ガスを屋外へ排出する設備のことで、具体的には風呂釜・湯沸器の給排気筒(煙突)や、建物の給気口などのことです。
この給排気設備が正しく設置されていないと、ガス機器が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒(CO中毒)の原因になる恐れがあります。
日ごろから次のようなことがないか注意、点検をお願いします。
・煙突がはずれている。穴があいている。
・煙突が途中から細くなっている。
・煙突内が鳥の巣や異物でつまっている。
・給気口がふさがっている。
・給排気部分にすき間がある。(煙突のないBF式風呂釜を屋内に設置している場合。)
業務用ガス機器を使う時も換気に注意を
飲食店など、業務用にガス機器をお使いの時も換気に十分注意してください。
・換気扇、排気ファン等で常時換気するよう、全員が心がけてください。
・湯沸器をご使用の際も忘れずに換気してください。
・流し台と湯沸器の設置場所が離れている場合も、換気装置の運転を確認してからお使い下さい。
・排気ダクトなどで共同換気を行っている建物では、換気装置稼働時間内にガスをご使用ください。
ガス機器の接続には正しい接続具を
ガスストーブやガスファンヒーターなどのガス機器に、合わないゴム管を使用したことにより、ガス漏れを起こしてガス機器が焼損する事故が全国で発生しています。
ガス機器をお使いの際には、必ず、適合する接続具の付いたゴム管やガスコードをご使用ください。
ガス機器の接続について不明な点がありましたら、お買い上げの販売店、またはガス水道局へお気軽にお問い合わせください。
●ガス栓との接続・ガス機器との接続について
・コンセントガス栓(ガス栓用プラグ)にガスコード(ゴム管用ソケット)を取り付ける際には、「カチッ」と音がするように確実に取り付けてください。
・接続具はサイズ・接続形状に合ったものをご使用ください。
ガスの工事をするときは
ガスの新設・増設・改造工事、修理・撤去などの工事をおこなうときには、市が指定した公認工事店に依頼してください。