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小千谷市エネルギービジョン
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更新日:2020年3月31日更新
再生可能エネルギーを有効利用して地球温暖化の抑制や地域の振興につなげるため、「小千谷市エネルギービジョン」を令和2年3月に策定しました。
策定の背景と目的
小千谷市では、平成28年3月に「第二次小千谷市環境基本計画」を策定し、“人間と自然との共生の下で恵み豊かな環境を将来に伝える”を基本目標に掲げ、循環型社会の実現に向けた取組を進めています。
自然と共生する循環型社会を実現するためには、エネルギーの有効利用や資源の循環利用が必要であることから、今後のエネルギー施策の基本指針となる「小千谷市エネルギービジョン」を策定することとしました。
今後は、本ビジョンをもとに、地域内での経済循環や新たな地域振興・雇用創出を進め、持続的な発展が可能なまちを目指します。
エネルギー利用の基本方針
小千谷市は、全国有数の信濃川水力発電所やガス田が立地しており、地域外の生活や産業を支えてきた「エネルギーのふるさと」ともいえます。
本ビジョンでは、地域のエネルギー資源を地域内で利活用することを目指し、将来像を「地域のエネルギーを地域で活かす『エネルギーのふるさと おぢや』へ」と定めています。
この将来像を実現するため、施策の基本方針を以下のように定め、取組を推進します。
- 地域特性を活かした再生可能エネルギーの導入
- 再生可能エネルギーによる地域産業の活性化
- エネルギーの低炭素化の推進
- 環境意識の醸成
地域のエネルギーを活用した重点プロジェクト
産業の振興や地域の活性化につなげるための方策として、地域のエネルギーを活用した5つの重点プロジェクトを掲げています。
- 公共施設における再生可能エネルギー設備の導入
- 地域産業における化石燃料から再生可能エネルギーへの利用転換
- 雪冷熱を活用した地域産品のブランド化と都市間交流の推進
- 都市ガスの利用拡大によるエネルギーの地産地消の推進
- 再生可能エネルギーに関する学習・教育機会の充実
エネルギービジョン策定の経過
小千谷市エネルギービジョンの策定にあたり、「おぢやエネルギー通信」を発行し、策定状況や再生可能エネルギー活用の先行事例のお知らせを行いました。
おぢやエネルギー通信 第1号(令和元年10月25日発行)
おぢやエネルギー通信 第1号 [PDFファイル/558KB]
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おぢやエネルギー通信 第2号(令和2年1月25日発行)
おぢやエネルギー通信 第2号 [PDFファイル/3.3MB]
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