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「小千谷の絵紙展」展示解説会が開催されました
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更新日:2013年9月11日更新
8月25日(日曜日)、楽集館で開催している楽集館開館5周年企画展「小千谷の絵紙展」の展示解説会が開かれました。
小千谷市には、ひな人形を飾った部屋一面に浮世絵を飾る習慣があり、この浮世絵のことを「絵紙」と呼んでいます。
この展示解説会は、専門家を招き、絵紙や浮世絵についての解説や来場者の疑問に答えようというものです。
この日は、中央大学教授で小千谷の絵紙研究に携わる鈴木俊幸さんをお招きし、展示室に所狭しと並べられた絵紙を前に解説をしていただきました。
鈴木教授は、かつては各地に絵紙が存在し、そのほとんどが海外からの仲立人によって次々と買い取られてしまったこと、そして小千谷の人々だけがなぜか絵紙を手放さなかったことなど、小千谷の絵紙がいかに貴重であるかを説明してくださいました。
その後、共同で研究を行っている東京大学の神林尚子さんから絵紙の特徴や魅力について解説していただきました。
1枚の絵紙によって当時の技術や文化などを読み取ることができると話し、約40人の来場者はしきりに相づちを打ちながら熱心に聴き入っていました。
「小千谷の絵紙展」は9月16日(敬老の日)まで開催され、9月10日(火曜日)には、平木浮世絵財団の学芸員・松村真佐子さんによる第2回目の展示解説会が行われます。
小千谷の絵紙の貴重さについて話す鈴木教授 | 神林さんのていねいな解説も聴くことができました |