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「小千谷の絵紙展」展示解説会が開催されました

印刷ページ表示 更新日:2013年9月25日更新

9月10日(火曜日)、楽集館開館5周年企画展「小千谷の絵紙展」の展示解説会が開催されました。

小千谷市には、ひな人形を飾った部屋一面に浮世絵を飾る習慣があり、この浮世絵のことを「絵紙」と呼んでいます。
この展示解説会は、専門家を招き、絵紙や浮世絵についての解説や来場者の疑問に答えようと企画されたものです。

第2回目の今回は、平木浮世絵財団学芸員の松村真佐子さんをお招きし、絵紙などの説明をしていただきました。
松村さんは、説明をしながら来場者の質問にもひとつひとつていねいに答えてくださり、来場者の「続き絵なのに、なぜきれいに絵がつながらないのか」との質問には、絵紙を飾る際に、張る紙の大きさに合わせて端を切ってしまったことが主な理由ではないかと考えられると教えてくださいました。
また、絵紙を飾っていた家の壁の形によって表装されていることから、続き絵であっても段があることなどを説明してくださり、みなさん真剣に聴き入っていました。

浮世絵の説明をする松村さんの画像
来場者のみなさんは、松村さんの説明に聴き入っていました
壁いっぱいに飾られた浮世絵に見入る来場者の画像
家の壁面に合わせて表装された絵紙
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