本文
小千谷市原子力防災訓練を行いました(11月13日)
印刷ページ表示
更新日:2021年11月17日更新
新潟県の原子力防災訓練に合わせて、原子力災害が起きた際に柏崎刈羽原子力発電所から30キロメートル圏外への避難を行う広域避難訓練を実施しました。
この訓練は、原子力や原子力災害に関する基礎的な知識の普及啓発を図るために行われたものです。
今回は、県の訓練避難先である南魚沼市が避難先となっている東小千谷・千田・東山・片貝地区の自主防災会役員のみなさんなど53人が参加しました。
訓練では、自力避難が困難な場合と自家用車避難の場合を想定し、2グループに分かれ訓練を行いました。
自力避難が困難な場合と自家用車避難の場合の大きな違いは、一時集合場所に立ち寄るかどうかと、安定ヨウ素剤をどこで受け取るか、という点です。
始めに、自力避難が困難なグループが、一時集合場所と想定した小千谷市役所で安定ヨウ素剤に見立てた飴玉を受け取りました。
次に、両グループがバスでスクリーニングポイントと想定した魚沼市の月岡公園に移動しました。
スクリーニングポイントでは、自家用車避難のグループがスクリーニング検査や簡易除染を行った後、車内(ドライブスルー形式)で安定ヨウ素剤(飴玉)を受け取りました。
その後、両グループが避難経由所と想定した南魚沼市の大和庁舎へ移動し、避難者数の報告や避難所の指示などを受けました。
最後に、避難所と想定した南魚沼市の二日町避難所へ移動し、全ての行程を終えました。
参加者のみなさんは、おおぜいの係員や報道陣が待ち構えるスクリーニングポイントに驚きながらも、積極的に訓練に参加していました。
訓練前に、訓練のスケジュールや安定ヨウ素剤につ いて説明がありました |
一時集合場所で安定ヨウ素剤(飴玉)を受け取りました |
スクリーニングポイントでは、おおぜいの係員が避 難者が乗ったバスを待ち構えていました |
バスのワイパーやタイヤのスクリーニング検査も行いました |
頭・両手・両足の裏のスクリーニング検査を行いました |
簡易除染を行う参加者 |
発熱した方を想定した別ルートの検査場所もありました |
自家用車避難のグループは、車内で安定ヨウ素剤(飴玉)を受け取りました |
避難経由所で地区ごとに受付を行います |
避難所に到着後、避難者名簿の記入などを行いました |