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被爆体験記朗読会が開催されました

印刷ページ表示 更新日:2013年9月25日更新

9月11日(水曜日)と12日(木曜日)、市内の中学校を会場に「被爆体験記朗読会」が開催されました。
これは、被爆体験が年々風化していく中で、被爆者やその家族が記した体験記や原爆詩などを読み語ることによって、被爆者の記憶や思いを次世代へ引き継いでいくことを目的としています。

講師として、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の朗読ボランティアとして活動されている松尾洋子さんをお招きし、小千谷、片貝、南の3中学校の生徒と南小学校5・6年生を対象に朗読をしていただきました。
はじめに原爆に関するDVDを観賞した後、松尾さんが滑らかで聞き取りやすい語り口で体験記や原爆詩を朗読し、児童・生徒たちは目を閉じたり、配られた文面を見たりしながら、松尾さんの声に聴き入っていました。

その後、児童・生徒たちへ朗読指導を行い、実際に原爆詩を声に出して読みながら、呼吸や間の空け方、朗読する際の心持ちなどを説明していました。
松尾さんは朗読会の最後に、悲しみや平和への願いといった被爆者の気持ちをおおぜいの人に伝えていきたいとしたうえで、児童・生徒たちに対して「今日はみなさんに平和のバトンを渡しました」と語り、朗読会を締めくくりました。

講師の松尾さんの画像
講師の松尾洋子さん
児童・生徒たちの前で体験記を朗読する松尾さんの画像
松尾さんの朗読に静かに耳を傾けていました
目を閉じて朗読を聴く児童の画像
南中学校では、南小学校の児童も出席し、目を閉じて集中して聴いていました
朗読の練習を行う児童・生徒の画像
みんなで心をひとつにして詩を朗読します
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