本文
きもので歩くひいなまつりツアーが行われました
印刷ページ表示
更新日:2012年10月26日更新
2月26日(日曜日)、小千谷織物同業協同組合主催による「きもので歩くひいなまつりツアー」が行われました。
このツアーは、小千谷紬などの着物を着て参加いただき、市内で開催されている「小千谷に伝わる浮世絵展4」や「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」などの会場を巡っていただこうと企画されたもので、市内外から11人が参加しました。
まず、小千谷市総合産業会館サンプラザ内の「織之座」で、織物の歴史や製造工程などの説明を受けました。
その後、「匠之座」で「春を呼ぶ 小千谷の若手染織展」を見学しました。小千谷の若い職人が製作した、伝統的な柄などとはまたひと味違う織物が多数展示されており、参加者は感心したように見入っていました。
その後、絵紙が飾られている部屋の中で、絵紙で彩る小千谷のひいな祭り実行委員会の方よりイベントの立ち上げから現在までの話などを伺い、昼食をいただきました。
午後は、市民学習センター楽集館で開催されている「小千谷に伝わる浮世絵展4」と平成商店街で開催されている「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」を見学しました。どちらの会場でも、絵紙で彩る小千谷のひいな祭り実行委員会の方より絵紙や刷りについて丁寧な説明を受け、みなさん真剣に見聞きしていました。
小千谷には「ひな人形」を飾った部屋一面に色とりどりの絵紙(浮世絵)を飾る風習があります。この絵紙は、幕末から明治にかけて、小千谷縮の商人が当時の江戸や大阪などに行った際におみやげに持ち帰ったものであると言われています。
どのようにして織物に柄が付くのか、みなさん興味深々 | 若い職人の作品と感性に思わず笑みがこぼれました |
たくさんの絵紙の前で記念撮影 | この日のために用意された昼食 |
「小千谷に伝わる浮世絵展4」の会場の様子 | ポイントを絞った丁寧な説明に耳を傾けていました |
「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」の会場の様子 | 絵紙(浮世絵)の「刷り」について説明を受けました |
<関連リンク>