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絵紙で彩る小千谷のひいな祭りが開催されました

印刷ページ表示 更新日:2014年3月9日更新

3月2日(日曜日)~9日(日曜日)、小千谷市平成商店街で「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」が開催されました。

小千谷には「ひな人形」を飾った部屋一面に色とりどりの絵紙(浮世絵)を飾る風習があります。
今年で9回目となるこのイベントは、小千谷に残る独特のひなまつりの風習を楽しんでもらおうと、小千谷絵紙保存会のみなさんが中心となって始めたもので、毎年おおぜいの方が会場を訪れます。

初日の2日(日曜日)と最終日の9日(日曜日)には、メイン会場となる和順会館で絵紙保存会の横山さんによる浮世絵の解説会が行われました。
絵紙は小千谷縮がもたらしたものであること、絵紙の色などから刷られた時代がわかることなどを説明してくださいました。
また、このような絵紙は旧市街地に集中的に多く残っていることなどから、小千谷縮の流通の拠点として栄えていったこともわかると話してくださいました。
ほかにも、今ではめずらしい「古今雛」も展示されており、おおぜいの方が見入っていました。

壁一面に飾られた絵紙の画像
壁一面に色鮮やかな絵紙が展示されています
来場者に絵紙の説明をする横山さんの画像
来場者にていねいに絵紙の説明をしてくださいました
雛人形と絵紙の説明を受ける来場者の画像
雛人形の後ろの壁にも、多くの絵紙が飾られていました
展示されている古今雛の画像
現代の雛人形と違うところが多くあるようです
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