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「いのち・愛・人権」小千谷展を開催しています(11月22日~28日)
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更新日:2023年11月23日更新
「いのち・愛・人権」展は、部落差別をはじめ「子ども」「女性」「障がい者」「水俣病」「ハンセン病」「外国籍住民」などに対するあらゆる差別の実態を明らかにし、差別の撤廃と人権の確立を広く県民に訴えるために開催されています。
平成元年の第1回新発田展開催を皮切りに、コロナ禍での中断と昨年度の県庁展開催を経て、今年度で第33回となり、小千谷市では初の開催となりました。
一人ひとりが人権問題について学び、みんなで協力して差別をなくすための感性・知識・行動力を身に付け、なぜ差別があるのか、どうしたら差別をなくしていけるのか、一緒に考えましょう。
記念講演会(11月22日)
近畿大学人権問題研究所主任教授の北口末広さんを講師にお招きし、「AI(人工知能)と人権~IT革命及びチャットGPTの進化をふまえて~」という題目で記念講演会が行われ、443人が聴講しました。
講演では、SNSやチャットGPTでの身近な差別の実例をあげながら、情報リテラシーの重要性をお話しいただきました。
近年の情報社会の中で差別をなくしていくためには、インターネット上のフェイク情報に翻弄されることなく、一人ひとりが現実を正確に捉えることが大事であるとお話がありました。
講師の北口末広さん |
市内外からおおぜいの方が訪れました |
パネル展示(11月22日~28日)
東小千谷体育センターで、部落差別をはじめとするあらゆる差別の実態や各団体の取組を紹介するパネルの展示が行われています。
開催初日は、「いのち・愛・人権」展の関係者によるテープカットやパネル専門員による解説が行われました。
会場には連日市内外からおおぜいの方が訪れ、来場者は一つ一つのパネルをじっくりと鑑賞し、人権問題の悲痛さを感じていました。
「いのち・愛・人権」小千谷展のポスターとなった作品 テーマ「えがおのピースをつなげよう」 |
パネル展は開催初日からおおぜいの方が訪れていました |