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認知症予防と介護の市民講座を開催しました(7月30日)

印刷ページ表示 更新日:2022年8月1日更新

市民会館大ホールで、「認知症とともに、自分らしく暮らすために」をテーマに、認知症に関する実践報告と講演会が行われ136人が来場しました。

実践報告では、社会福祉法人の平成福祉会モス・コーラさんより認知症サポーター養成講座と認知症カフェ(オレンジカフェ)の取組について報告いただきました。
認知症サポーター養成講座は、中学生を対象とした講座を事例にあげ、難しい言葉を使わず、寸劇を取り入れるなどの工夫により、多くの中学生に認知症を理解してもらったことを紹介しました。
また、オレンジカフェは、認知症の方やその家族が集う場として開催されていて、取組の様子を写真で紹介するとともに、コロナ禍で人と会うことができない中でオレンジカフェが拠り所となっている、という利用者の声を紹介しました。

講演会では、「認知症とともに生きる希望宣言」と題し、認知症への社会的理解を広める活動を行っている丹野智文さんよりご講演をいただきました。
丹野さんは、ご自身が若年性アルツハイマー型認知症と診断されたときの気持ちや、診断後に生活をするうえでの工夫、家族や周囲の人との接し方などをご自身の経験をもとに話されました。
来場者からの質問コーナーでは、認知症のご家族の介護をされていた方や、ホームヘルパーの方など、自身の体験の中で悩んでいることや共感したこと、講演を聞いた思いなどを丹野さんに伝えていました。
​丹野さんは、最後に「認知症は、当事者自身が不安を感じています。失敗を怒らず、認知症当事者の行動を奪わないあげてください。みんなで支えあう社会を作りましょう」と来場者へ語りかけていました。

説明を聞く来場者の画像
平成福祉会モス・コーラさん​による実践報告
講師の丹野智文さんの画像
講演会講師の丹野智文さん​
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