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第1回西脇順三郎賞贈呈式と西脇順三郎を偲ぶ会記念講演会が開催されました(6月3日)
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更新日:2023年6月5日更新
第1回西脇順三郎賞贈呈式
昨年、西脇順三郎の名を冠した「西脇順三郎賞」が創設され、「西脇順三郎賞」には公募と推薦で68点、詩篇を対象とした「西脇順三郎賞新人賞」には578点の応募がありました。
多数の作品の中から、作品『Voix』(ヴォワ)で「西脇順三郎賞」を受賞した吉増剛造さんと、作品「猿」で「西脇順三郎賞新人賞」を受賞した今宿未悠さんをお迎えし、第1回西脇順三郎賞贈呈式が行われました。
贈呈式では、吉増さんと今宿さんに表彰状と記念品が贈呈され、お二人から受賞作品や西脇順三郎への想いをお話しいただきました。
表彰状と記念品が贈呈されました |
受賞作品への想いを語っていただきました |
左:西脇順三郎賞を受賞した吉増剛造さん 右:西脇順三郎賞新人賞を受賞した今宿未悠さん |
受賞者と西脇順三郎賞実行委員会のみなさんで記念撮影をしました |
西脇順三郎を偲ぶ会記念講演会
贈呈式終了後、西脇順三郎を偲ぶ会記念講演会が開催されました。
これは西脇順三郎を偲ぶ会と小千谷市が、西脇順三郎の命日である6月5日に近い日を選んで毎年開催しているものです。
今年は詩人の小池昌代さんを講師に迎え、「歩行と詩行の神秘的なダンスー西脇順三郎の詩を中心にー」という演題で講演していただきました。
会場に集まった来場者は、小池さんの西脇順三郎への想いが詰まった講演にじっくりと耳を傾け、メモを取ったりうなずいたりしながら、詩の世界に浸っていました。
講演をする小池昌代さん |
来場者は小池さんの講演を聴きながら、 西脇順三郎を偲びました |