本文
にいがた連携公開講座2019が行われました(9月17日)
印刷ページ表示
更新日:2019年9月18日更新
「にいがた連携公開講座」は、県教育委員会と県内の大学、市町村が連携して身近なテーマで開催する講座です。
今回は、新潟大学人文学部教授の原直史さんを講師にお招きし、「日本酒学ことはじめ-酒造りの歴史と新潟-」と題して講演していただき、会場となった市民会館には、約100人の方が聴講に訪れました。
原さんは、酒造りのあり方が江戸時代に大きく変わったと説明し、江戸時代の酒造政策や、近畿地方で確立された技術が全国へ広がっていった歴史などを紹介してくださいました。
また、越後には農作業ができない冬期に関東へ出稼ぎをしていた奉公人が多く、日本酒を冬に仕込む「寒造り」という季節作業にうまくマッチしたそうです。
そうした歴史から、越後に多くの酒蔵が繁栄したことや、関東の酒蔵も越後の人が支えていたということをお話ししてくださいました。
講師の原直史さん | スクリーンを使ってわかりやすく説明してくださいました |
手話通訳も行われました | 真剣に話を聞く来場者 |