ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > まちの話題RUPO&NEWS > 令和3年度 > 令和3年11月 > 大山加奈さんによる実技指導と講演会が開催されました(11月28日)

本文

大山加奈さんによる実技指導と講演会が開催されました(11月28日)

印刷ページ表示 更新日:2021年12月1日更新

元女子バレーボール日本代表の大山加奈さんによるバレーボールの実技指導とスポーツ講演会が行われました。

実技指導

午前は、総合体育館で市内中学生を対象にした実技指導が行われ72人が参加しました。
始めに、ボールを使った準備運動を行い、その後、対人レシーブなど実践的な練習を行いました。
大山さんは、オリンピックの男子バレーボールの試合を例に、高いパスやレシーブでボールをつなぐことの大切さを伝えていました。
最後に、「ミスを怖がらずに、たくさんチャレンジしてください」と子どもたちにエールを送っていました。
参加した小千谷中学校女子バレーボール部の生徒は、「今日学んだことを生かしてがんばっていきたいです」と意気込みを話していました。

ゴールで参加賞をもらう子どもたちの画像
レシーブの練習をしました
アロマオイルを紙コップに入れる親子連れの画像
講師の大山加奈さん
指導する大山さんの画像
仲間を生かすパスの出し方を学びました
会場の総合体育館の画像
生徒のみなさんは、ふだんと違う練習を楽しんでいました
大山加奈さんに質問する生徒の画像
大山さんへの質問コーナー
サインをする大山加奈さんの画像
サイン会も行われました

小千谷市スポーツ講演会

午後は、市民会館で「小さなきっかけから大きな夢へ」と題して講演をしていただき、約180人が訪れました。
小学生の頃から日本一を獲り続け、オリンピック・世界選手権・ワールドカップの三大大会全ての試合に出場するなど、輝かしい成績を持っている大山さんですが、「苦しいことの方が多かった」と話し始めました。
日本代表のエースとなった大山さんは、エースとしてふさわしい人間でいるために、強い自分を演じ続けることに心が折れてしまい、アテネオリンピックの4か月前、合宿所を逃げ出そうとしたそうです。その自身の経験を踏まえ、「弱音を吐くこと、弱さを見せることは、かっこ悪いことでも恥ずかしいことでもない。近くにいる人に吐いてほしい。周りの大人たちは、子どもたちにとって安心な居場所を作ってあげてほしい」と訴えました。
また、日本ラグビーフットボール選手会が令和2年に立ち上げた「よわいはつよいプロジェクト」を紹介してくださいました。ラグビー選手の中には、弱音を吐けずに心が折れてしまう人が多く、自分の弱さを受け入れて本当の強さを身につけることを広めるためにできたプロジェクトだそうです。大山さんもこの活動に賛同し、「行き過ぎた指導、選手の心を追い込むような指導があり、私のもとにも子どもたちからSOSがたくさん届く。選手の体を壊してしまうような大会のシステムやバレーボール界の現状を変えていく活動をしていきたい」と話されました。

講師の大山加奈さんの画像
講師の大山加奈さん
来場者からの質問に答える大山さんの画像
来場者からの質問にも丁寧に答えてくださいました
越後おぢや農業協同組合からコシヒカリを受け取る大山さんの画像
越後おぢや農業協同組合の岡村常務理事からコシヒカリが送られました
手話と要約筆記の画像
手話通訳と要約筆記も行われました
ページの先頭へ