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「中越大震災の日」関連イベントが開催されました
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更新日:2019年10月25日更新
平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災から15年が経過しました。
10月23日(水曜日)、市内では、復興を感謝し、次世代へ記憶を継承する催しなどが開催されました。
「中越大震災の日」給食/中越大震災15年事業~Remember10.23~/中越大震災15年事業10.23「中越大震災の日」追悼のつどい
「中越大震災の日」給食
市内の小・中学校と総合支援学校では、備蓄食品を使用して簡易な調理方法でできるメニューを給食で提供しました。
給食を食べる子どもたち | 温めずに食べられるカレーや、缶詰の魚を使った汁などのメニューです |
中越大震災15年事業~Remember10.23~
市民会館では主に市内の中学3年生を対象にしたスライドショーの上映と講演会が行われました。
「中学生のためのスマート防災~命を守るために~」 と題して、防災システム研究所所長の山村武彦さんがお話しされました。山村さんは、家の中に転倒落下物が少なく閉じ込められる危険のない「安全ゾーン」を作っておき、自分の命は自分で守ることを強調して伝えていました。
被災者の心の移り変わりにフォーカスしたスライドショーが上映されました | 約360人の来場者が山村さんの講演を真剣に聞いていました |
中越大震災15年事業10.23「中越大震災の日」追悼のつどい
楽集館では、10.23「中越大震災の日」追悼のつどいが開催されました。
最初に3階ホールで、「中越地震-高校生の体験から防災を考える-」と題して、常葉大学の重川希志依教授が講演をされました。
重川さんは震災当時、17~18歳の高校生が15年後のわたしたちに向けて書いた作文を紹介しながら、現在の災害時における「公助」と「共助」のあり方について話してくれました。
次に会場を駐車場に移して、神戸から分灯した「希望の灯り」の点灯や献花、黙とうが行われ、中越大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。
防災講演をする重川教授 | 献花台には多くの花が手向けられました |
地震発生時刻の午後5時56分にあわせて黙とうが捧げられました | 会場はキャンドルの優しい明かりに照らされていました |