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「中越大震災の日」関連イベントが開催されました(10月21日・23日)
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更新日:2022年10月27日更新
多くの尊い人命を奪い、小千谷市に未曽有の被害をもたらした新潟県中越大震災から18年が経過しました。
市内では、さまざまな関連イベントが開催されました。
おぢや防災塾~Remember10.23~(10月21日)
小千谷市教育委員会は、震災の経験と教訓を次世代に継承するため、市内の中学3年生を対象に防災教育講演会を開催しました。
当日は防災システム研究所所長の山村武彦さんを講師にお招きし、「中学生のためのスマート防災~命を守るために~」と題してご講演いただきました。
山村さんは、「災害が起きたときに約7割の人が『凍りつき症候群(不意の大災害や大事故に直面すると身も心も凍りついたように停止してしまうこと)』になってしまう。ふだんからすぐ動けるくせをつけておき、自分の身は自分で守ることが大切。また、近くにいる人が困っているときに互いに助け合う「互近助(ごきんじょ)」を実践していきましょう」と話されました。
講師の山村さん |
生徒のみなさんは山村さんのお話を真剣に聞いていました |
10.23「中越大震災の日」追悼のつどい(10月23日)
楽集館では、10.23「中越大震災の日」追悼のつどいが開催されました。
あいにくの雨天での開催となり、会場に用意されたキャンドルを灯すことはできませんでしたが、120人の参加者が集まりました。
「希望の灯り」の点灯や献花が行われ、震災が発生した午後5時56分には、中越大震災で亡くなられた方のご冥福を祈り、黙とうがささげられました。
会場には子ども連れの家族も見かけられました。震災を知らない子どもたちが増えている今、このような催しが、震災を振り返り、防災への意識を高めることにつながる一つの契機となっています。
たくさんの花が供えられた楽集館にある慰霊碑 |
「希望の灯り」は神戸から分灯されました |
おおぜいの市民が献花に訪れました |
親子で手を合わせ、祈りをささげていました |