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わかとち楽校(第6回)が開催されました
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更新日:2014年12月8日更新
12月5日(金曜日)、市民会館でわかとち楽校(第6回)が開催され、100人を超える方々が来場しました。
わかとち楽校は、里で暮らし続けることの価値と意味を考えることを主題として、その分野の専門家を講師としてお招きし開催されてきました。
最終回となる今回は、日本総合研究所調査部主席研究員で地域エコノミストの藻谷浩介さんと、立教大学大学院教授で哲学者の内山節さんを講師に迎え、「里山資本主義」と題して講演と対談をしていただきました。
前半では、藻谷さんの講演が行われました。
藻谷さんは「これから先は、15歳以下の子どもの人口は減少し、65歳以上の人口は増えることとなるが、それは地方も都心も同様であり、むしろ都心のほうが課題があり危機感を持つべきである」とし、「小規模な集落単位のコミュニティは、やり方次第で維持できる」と話され、今後の地方における人口減少問題について統計データに基づき説明されました。
後半では、藻谷さんと内山さんの対談が行われ、今後の小規模コミュニティのあり方についてそれぞれの観点から話していただきました。
会場は、2人のジョークを交えた対談に笑い声があがり、また説得力のある話に来場者は熱心に耳を傾けていました。
藻谷さんの講演にみなさん熱心に聴き入っていました | 2人のジョークを交えた対談に会場は笑いに包まれました |