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湯殿川排水ポンプ試運転の見学会が開催されました
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更新日:2013年4月5日更新
3月26日(火曜日)、元町地内で、増設した湯殿川の排水ポンプの試運転に伴う見学会が開催されました。
信濃川に注ぐ湯殿川には排水ポンプ1台が設置されていましたが、平成23年7月の新潟・福島豪雨の際に水があふれ、元町地内で浸水被害が発生しました。
これを受け、国土交通省信濃川河川事務所が、家屋への浸水被害を軽減するために新たに2台の排水ポンプを増設し、3台での運用体制となりました。
大雨などで信濃川の水位が上がった際には、樋門のゲートを閉じ、湯殿川への逆流を防ぎます。
その場合、ゲートを閉じたことで排水できなくなるため、排水ポンプを使って信濃川に強制的へ排水します。
今回の見学会では、実際に湯殿川の水位を上げた状態で排水ポンプを動かしました。
1台で毎秒1立方メートルの排水能力を持つポンプが稼動を始めると、湯殿川の水位がみるみるうちに下がり、その水が信濃川に勢いよく流れ込んでいきました。
地元の方々も見学に訪れ、周辺地域の治水を担う新たな排水ポンプの試運転に見入っていました。
地元の方々も興味深そうに見学していました | 今回の増設によって、排水能力は従来の3倍になりました |