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在宅医療介護「市民講演会」が開催されました(1月17日)
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更新日:2024年1月17日更新
市民会館で在宅医療介護「市民講演会」が開催され、133人が来場しました。
はじめに、小千谷訪問看護ステーションひまわりの佐藤さんと特別養護老人ホーム小粟田の里の廣井さんより、在宅や施設での看取りについて事例報告がありました。お二人とも、できるだけご本人の希望に寄り添い穏やかな最期を迎えられるように、また、残された家族が後悔しないようにという思いでこれからも看取りケアをしていきたいと話されていました。
次に、小千谷市魚沼市医師会会長で片貝醫院院長の根本忠さんより「もしもの時のACP『人生会議』~わたしの想いを伝えよう~」と題し講演いただきました。
「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」とは、人生の最終段階で受ける医療やケアなどについて、本人と家族などの身近な人、医療従事者などが事前に繰り返し話し合う取組のことです。根本先生は症例や自身の患者さんとの会話などを交えながら、「大切にしていることや望んでいることを信頼する人と話し合い、共有することが大切」と話されていました。
講師の根本忠さん |
症例を紹介しながらわかりやすくお話してくださいました |
来場者からの質問にも答えられていました |
講演会で配布された「わたしの想い生き方ノート」。 自分の大切にしたい想いを書き記し、家族と向き合うことが大切と話されていました |