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情報通信基盤整備推進補助金事業の事後評価

印刷ページ表示 更新日:2021年5月21日更新

小千谷市では、国の情報通信基盤整備推進補助金を活用して東山地域に光回線を整備しました。
IRUの方式により電気通信事業者へ設備を貸し出して、当該事業者による光回線を利用したサービスの提供を実現しました。
整備完了から5年を経過したので、下記のとおり整備計画の事後評価を行い、その内容を公表します。

事業の概要

事業名

平成28年度情報通信基盤整備推進補助金交付事業

事業完了年月日 

平成30年3月26日

総工事費

60,750,000円

補助額

20,250,000円

整備対象地域

小千谷市大字塩谷・大字小栗山・大字南荷頃・長岡市山古志竹沢

事業の内容

FTTH法式の超高速ブロードバンド基盤を整備しました。整備した設備を活用し、当該地域から地域資源の強みを生かした錦鯉や牛の角突きなどの情報発信や、魅力ある地域の情報交換により、交流人口の増加と地域の活性化につなげました。
R2品評会農林水産大臣賞 牛の角突き

光ブロードバンドサービス提供開始日

平成30年4月2日(月曜日)

サービス形態

公設民営(IRU)

IRU契約先

東日本電信電話株式会社

光ブロードバンドサービス加入目標と実績

項目初年度目標(平成29年度)最終目標(令和4年度)平成29年度末実績値令和2年度末実績値
整備地域の世帯数157157157151
加入世帯数8088084
加入率(%)50.956.1055.6

評価及び課題

整備計画における加入目標世帯数の95%を達成しました。高速通信網を必要としていた市民の要望に応えることができました。
アンケートを実施したところ、利用者の6割が通信速度の向上を良かった点に回答していました。特に、東山地区の重要産業である錦鯉の販売先は8割が海外であり、錦鯉が泳ぐ動画を求められることが多かったため、当該需要を満たすことができました。
課題としては、当該地区の65歳以上は41.8%であり、総務省が令和2年9月20日に発表した総人口に占める割合28.7%を大きく上回っています。今後人口減少に伴う加入世帯数の減少が見込まれます。

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