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市花すいせん
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更新日:2013年12月2日更新
すいせんは、雪消えとともに芽生え、春を告げる花です。
また、冬の寒さに負けない生命力の強い花として、多くの家庭で栽培され、市民に親しまれています。
そうした克雪への思い、雪融けの春への思いをすいせんに託しました。
制定年
昭和59年
制定のエピソード
小千谷市の花は、昭和59年の市制施行30周年を記念する事業の一環として制定されました。制定にあたっては、市民からの公募によりおこなわれ、その選定理由として、「すいせん」の花は、豪雪地として知られる当市を含む地域が、雪融けを迎え、待ち遠しい春に咲く可憐な花のイメージを持ち、そして家庭でも手軽に栽培できるなどの理由により制定されたものです。
植物としての一般的特徴
ヒガンバナ科スイセン属には、約30~35種が含まれており、これらは主に地中海沿岸に自生し、タゼッタ系の一種(ニホンスイセンなど)だけが、中国から日本まで分布しています。
園芸種は多種多様であり、花壇、切花及び、鉢植えなどで愛好されています。
花期は3~4月ころ、花弁の大きさは12~16センチメートルくらい、そして色は黄色・白色などをはじめ、橙色・朱紅色などとの複合色もあり、品種改良により、多様化しています。