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豊年獅子舞(ほうねんししまい)

印刷ページ表示 更新日:2013年2月24日更新

豊年獅子舞(ほうねんししまい)は、以前は小千谷市下タ町(元町)にあった諏訪神社の祭礼で舞われたていたものです。明治42年(1909年)10月、諏訪神社が本町の二荒(にっこう)神社に合祀(ごうし)されて以来、毎年7月の祭礼に舞われています。この獅子舞についての来歴は明らかではありませんが、江戸時代後期に縮布文化の一つとして伝来したものではないかといわれています。獅子舞についての最も古い記録としては天保12年(1841年)の物が残っています。

歌曲は七曲あり、山の神(天狗(てんぐ))を主体に日輪(にちりん)を象徴した日傘(ひがさ)を中心に、牡獅子(おじし)、牝獅子(めじし)、仔獅子(こじし)の三頭が舞うもので、囃子(はやし)には、太鼓(たいこ)・笛(ふえ)・簓(ささら)の楽器が用いられていましたが、簓は現在使用されていません。

獅子舞の種類は、現在では岡崎の舞、かくだいの舞、かくすけの舞、仕組の舞、橋渡の舞、蔦(つた)渡の舞の6曲があり、昔あった取組みの舞、牝獅子かくしの舞は近年では上演されなくなっています。
囃子の途中で時々歌われる歌詞は関東を中心に東北地方に分布する三匹獅子と同系のものだとも言われています。

文化財指定日 1972年4月1日

豊年獅子舞の様子の画像1二荒神社境内で奉納される獅子舞

豊年獅子舞の様子の画像2

所在地 小千谷市本町1丁目5 地図
アクセス 関越自動車道小千谷インターから車で3分

7月に行われる二荒神社祭礼の様子はこちらからご覧ください。

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