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大雨による水害や土砂災害に注意してください
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更新日:2014年9月12日更新
全国各地で大雨による水害や土砂災害が発生しています。特に土砂災害から身を守るために大切なことをお知らせします。
土砂災害とは
土砂災害には次の3種類があります。
土石流
大雨などによって、山の岩や土砂が自動車並みの速度で谷を流れ下る現象です。
流木が混ざるとさらに破壊力を増し、人家や橋などを破壊します。
がけ崩れ
大雨や地震などによって、斜面がゆるんで一気に崩れおちる現象です。
突然起こるため、被害が人命に及びやすいのが特徴です。
地すべり
地下水などの影響によって斜面がゆっくりと下方に移動する現象です。
広い範囲にわたって大量の土砂が移動するため、被害が大きくなります。
こんな前ぶれに注意してください
土砂災害には、前兆現象が現れることがあります。
前兆現象に気づいたら、すぐに周囲の住民や自治体に連絡し、避難しましょう。
土石流の主な前ぶれ
- 河川の流水の異常な濁り
- 河川に流木の発生
- 渓流内の転石の音
- 山鳴り、地鳴り
- 水位の急激な低下
がけ崩れの主な前ぶれ
- がけ付近の湧水量の増加
- がけから小石がぱらぱら落下
- がけ付近の湧水が濁る
- がけに亀裂の発生
地すべりの主な前ぶれ
- 湧水量の増加
- 井戸水の濁り
- 亀裂の発生
- 山鳴り、地鳴り
土砂災害から身を守るために
お住まいの場所が土砂災害発生の危険性があるか、土砂災害ハザードマップにより確認してください。
土砂災害発生の危険性が高まったときは、市から緊急告知ラジオや緊急情報メールにより避難に関する情報を発信します。早めの避難を心がけてください。
避難する時に注意すること
避難準備情報、避難勧告、避難指示が出されたら、安全なルートで避難場所に避難してください。
ただし、夜間や道路の冠水などで足元がよく見えないときは、マンホールや側溝に転落する恐れがあり大変危険です。
その場合は、無理に避難場所に移動するよりも、自宅の上の階に避難したり、建物内の安全な場所に留まったほうが安全な場合もあります。周りの状況を確認して慎重に判断・行動しましょう。