第2回「西脇順三郎賞」並びに「西脇順三郎賞新人賞」最終候補作品決定!
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月24日更新
「西脇順三郎賞」並びに「西脇順三郎賞新人賞」は、現代の詩界を担う詩人の称揚と次代を創る新人の発掘を図ることを目的に令和4年に創設した賞です。 第2回「西脇順三郎賞」には、令和4年7月1日から令和5年7月31日までに刊行された現代詩の詩集69点、詩篇を対象とした「西脇順三郎賞新人賞」には268点の応募がありました。
令和6年1月19日に1次選考会が開催され、下記のとおり最終候補作品を決定しました。
なお、受賞作品は2次選考会で決定・発表します。
1次選考会 最終候補作品
西脇順三郎賞(詩集部門):6点(著者名五十音順)
著者 | 詩集名 | 発行所 | 発行年月日 |
---|---|---|---|
大谷良太 | 方向性詩篇 | 編集室水平線 | 令和5年5月 |
尾久守侑 | Uncoverd Therapy | 思潮社 | 令和5年7月 |
広瀬大志 | 毒猫 | ライトバース出版 | 令和5年6月 |
文月悠光 | パラレルワールドのようなもの | 思潮社 | 令和4年10月 |
砌アイコ | 曇りの昼寝 | 青山ライフ出版 | 令和5年1月 |
森川雅美 | 疫病譚 | はるかぜ書房 | 令和5年6月 |
西脇順三郎賞新人賞(詩篇部門):7点(著者名五十音順)
著者 | 住所 | 詩篇名 |
---|---|---|
上杉健太郎 | 東京都 | 夏缶 |
奥山紗英 | 鹿児島県 | 光を型抜き |
古林 暁 | 神奈川県 | かたつむり |
塩崎浩樹 | 東京都 | 三人による共作エチュード |
末野 葉 | 東京都 | バベルの塔 |
森川ハルカ | 東京都 | 秋が来た |
森水陽一郎 | 千葉県 | 朱の友 |
2次選考会
令和6年2月3日(土曜日)・4日(日曜日)開催予定
選考委員会
- 委員長:野村喜和夫(詩人)
- 委員:朝吹亮二(詩人) 太田昌孝(西脇研究者) 加藤孝男(歌人) 小池昌代(詩人) 五十音順
贈呈式
令和6年3月16日(土曜日)予定
小千谷市民会館(新潟県小千谷市土川1-3-3)
主催
西脇順三郎賞実行委員会(構成団体:小千谷市・小千谷市教育委員会・西脇順三郎を偲ぶ会)
共催
慶應義塾大学アート・センター
後援
新潟日報社、小千谷新聞社、思潮社
その他
◆文芸誌『現代詩手帖』(思潮社)3月号に受賞作品と選考会の講評が掲載される予定です。